信頼している知人から共同経営の話を持ちかけられた。一緒に事業を始めて大丈夫?

五行易で、共同経営の話が自分にも利益をもたらすのか、
相手ばかりが得をする形にならないかを見ていきます。
信頼している知人から、共同経営の話を持ちかけられた。
「お互いの得意なことを生かせば、うまくいく」
「一人ではできないことも、二人ならできる」
「一緒に事業を大きくしていこう」
相手には、自分が持っていない技術や人脈がある。
自分にも、相手にはない経験や強みがある。
互いの力を合わせることで、
新しい商売が生まれ、事業が大きく伸びる可能性もあります。
それは、とても魅力的な話です。
だからこそ、
「本当に、この人と一緒に始めて大丈夫だろうか」
「利益を得るのは相手ばかりにならないだろうか」
「自分だけが損をすることにならないだろうか」
という不安も出てくるのではないでしょうか。
私は、共同経営を考えるとき、
きれいな話だけでは決められないと思っています。
結局、関係が崩れるときに出てくるのは、お金です。
人として信頼できることと、共同経営は別
昔からの友人。
仕事で何度も助けてもらった知人。
気心の知れた元同僚や同業者。
まったく知らない相手であれば、共同経営の話を簡単には信用しないでしょう。
ある程度の関係があり、
「この人なら信頼できる」と思うから、話を聞くのだと思います。
しかし、人として信頼できることと、
共同経営者としてうまくいくことは同じではありません。
普段は穏やかな人でも、お金が絡むと考え方が変わることがあります。
仕事仲間としては相性がよくても、
責任を分け合う立場になると合わないこともあります。
相手が悪い人でなくても、共同経営がうまくいかないことはあるのです。
最後に問題になるのは、お金とその周りにあるもの
共同経営で決めなければならないのは、利益の分け方だけではありません。
最初の資金を誰が出すのか
誰がどの仕事を担当するのか
働く時間に差が出たらどうするのか
赤字や借入を誰が負担するのか
最終的な決定権を誰が持つのか
どちらかが辞めたいと言ったらどうするのか
最初は対等だったはずなのに、少しずつ仕事量に差が出る。
「自分の方が働いている」
「仕事を取ってきているのは自分だ」
「相手は口を出すだけで、責任を負っていない」
そんな不満が積み重なれば、
同じ金額を受け取ることにも納得できなくなります。
反対に、利益が出なければ、
「相手の話を信じたせいで損をした」
「時間もお金も無駄にした」
「最初に聞いていた話と違う」
という気持ちが出てくるかもしれません。
これは、お金に汚いという話ではありません。
お金の分け方には、
仕事への評価、責任の重さ、互いへの敬意まで表れます。
だから私は、
共同経営は結局、お金とそれに絡むことを避けて通れないと思っています。
条件を決めても見えないことがある
出資額、利益の分け方、役割、責任。
始める前に条件を話し合い、書面に残すことは必要です。
親しい相手だからと曖昧にすると、
後から「言った」「聞いていない」という話になります。
ただ、条件を決めても見えないことは残ります。
相手は、なぜ自分に話を持ちかけたのか。
本当に互いを生かすためなのか。
自分の資金や人脈を利用したいだけではないのか。
事業が始まったあとも、対等な関係でいられるのか。
ここは、契約書だけでは分かりません。
五行易で、お金が動いたあとの関係を見る
五行易では、単に「この話を受けるか、断るか」だけを見るのではありません。
相手はどのような考えで話を持ちかけているのか
自分にも利益がある話なのか
相手ばかりが有利にならないか
自分が費用や責任を多く背負わないか
二人で始めた事業が伸びていくのか
今、この話を受けてよいのか
などを見ていきます。
条件だけを見れば、申し分のない話かもしれません。
それでも、実際に始めると自分ばかりが動き、
利益は相手に流れてしまうこともあります。
反対に、
不安があっても、役割や条件を変えることで、互いの力を生かせる場合もあります。
見ておきたいのは、話を持ちかけられた今の関係だけではありません。
お金が動き始めたあと、二人がどのような関係になるのか。
そこまで見てから、共同経営を始めるかを決めたいところです。
信頼している相手だからこそ、始める前に見る
相手を疑いたいわけではない。
せっかくの機会を逃したくもない。
これまでの関係も壊したくない。
だからといって、大切なお金と時間を使う話を、信頼だけで決める必要はありません。
互いの力を生かし、二人とも利益を得られる共同経営なのか。
それとも、自分だけが負担や損失を背負う話なのか。
始めてから「あいつに騙された」と思っても、
失ったお金と時間は簡単には戻りません。
信頼している相手だからこそ、話に乗る前に一度立ち止まり、
自分にとって本当に利益のある共同経営なのかを確かめてみてはいかがでしょうか。
五行易の鑑定について
鑑定についてのご質問・お問い合わせは、神意堂公式LINEからどうぞ。


