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迷ったとき「感覚」だけでは危うい理由

  • 執筆者の写真: 仁徠 神意堂
    仁徠 神意堂
  • 2025年9月4日
  • 読了時間: 5分

私たちは、日々いろんな選択をしています。 たとえば「今日の夕食は何にしよう?」といった小さなことから、 「新しいことに挑戦するかどうか」といった少し大きめのこと、 そして「転職するか」「結婚するか」といった人生に大きく関わるものまで。

そんなとき、多くの人がまず大切にするのが 「自分の感覚」 だと思います。

「なんとなくこっちの方が良さそう」 「直感的にこっちだとしっくりくる」

その “ファーストインプレッション” はとても大事です。 むしろ、それがあるからこそ一歩を踏み出せることも多いですよね。

でも――感覚だけで動くのは危ういんです。 直感を最後まで大事にしつつも、それだけで決めてしまうと迷いに振り回されてしまうことがあります。

そのときの感覚の危うさを、私は会社を立ち上げた頃に思い知りました。



方向性が見えなかったスタート時代

20代半ばで会社を立ち上げました。 といっても「夢を叶えたい!」みたいな熱い思いがあったわけではなく、流れでそうなった感じです。

当時勤めていたデザイン事務所が東京に移転することになり、残った仲間と「じゃあ今の進めている仕事はどうする?」という流れで始めることになったのです。

最初のメンバーは、自分が集めた仲間ではありませんでした。 だから方向性も考え方もバラバラ。やがて入れ替わるように新しいスタッフが来てくれて、私が中心になって回していく形になっていきました。

すると、スタッフや周囲からこんなことを聞かれるようになりました。

この会社はどんな方向を目指しているんですか? どんなふうにやっていくつもりですか? 他の会社と何が違うんですか?

そのときの私は答えに詰まってしまったんです。 正直「自分の会社のカラー」や「軸」を考えたことがなかったから。 何も言葉や表現としてあらわせていなかったんです。



感覚だけで決めていた頃に起きたこと

方向性を聞かれても、感覚的で何となく感じていることを返していました。 でもそこに根拠はなく、後から思えばその場しのぎだったなと。

自分の中でもふわっとしていて、 比べては焦り、また感覚で決める…その繰り返しでした。

  • 「同じ業界で成功している会社はどうしてる?」

  • 「同年代で活躍している人はどうしてる?」

そんなことばかり気になって、落ち着かなくなっていたんです。

でもスタッフからすれば、それでは安心できませんよね。

「この会社についていって大丈夫?」 「方向性が見えないのに働き続けていいのかな?」

不安を与えてしまっていたと思います。



感覚は大事。でも「それだけ」じゃ足りない

ここで誤解してほしくないのですが、感覚そのものは大事です。 経験を重ねてきた人の直感は、ときにデータ以上に正確だったりもします。

ただ、感覚は気分や環境に左右されやすいもの。 調子がいい日と悪い日で答えが変わることだってあります。

だからこそ、感覚に「もう一歩」加えることが必要なんです。



感覚に足すべき3つの視点

1. 根拠(データや事実)

感覚に 「数字」や「実績」といった根拠 を添える。

  • 売上の推移

  • お客様の声

  • 自分たちの積み重ねてきた経験

「確かにこうだ」と言えるものがあれば、判断は強くなります。

2. 他者の視点

自分一人で考えていると偏ってしまいます。 スタッフの声、仲間の意見、お客様の反応。 外の視点を取り入れることで、見えていなかった答えが浮かんできます。

3. 未来像

目先だけを見ていると、どうしても流されます。

  • 「この先どうありたいか」

  • 「どんな姿を目指したいか」

未来を言葉にしておくことが、判断の軸をつくってくれるんです。 そして未来像は、一度決めたら終わりではなく、後から見直してもいいもの。 状況や自分の変化に合わせて調整していける柔軟さがあると安心です。



迷いは軸を見直すチャンス

感覚だけに頼っていたあの頃の私は、常に不安定でした。 けれど今思えば、迷ったり立ち止まったりすること自体は悪くなかった。

むしろ「迷い」は、自分の軸を見直すチャンスなんだと思います。 迷いに気づいて、「これでいいのかな?」と立ち止まる。 その姿勢こそが、根拠や他者の声、未来像を取り入れるきっかけになります。

感覚を頼りにしながらも、それを裏づける要素を積み重ねる。 そうすることで、迷いはただの不安ではなく 「次の一歩」につながります。



おわりに

判断に迷うとき、感覚に頼るのは自然なことです。 でも、それだけでは不安定になりやすい。

感覚に根拠を足し、他者の視点を取り入れ、未来像を思い描く。 しかもその未来像は、状況に合わせて見直していいものです。

大切なのは「迷ったら立ち止まり、軸を見直す姿勢を持つこと」。 そうすれば迷いは、あなたを立ち止まらせるものではなく、次に進むための力になります。

もし今、あなたが大きな選択の前で立ち止まっているなら… ひとりで抱え込まず、誰かの視点を取り入れてみてください。 自分では気づかなかったヒントが、きっと見つかるはずです。

五行易の占いは、そんな「外の視点」を得るための一つの方法でもあります。 感覚を大事にしつつも、それを支える根拠や未来への道筋を見つけたいとき。 よかったら、ぜひ一度ご相談くださいね。

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